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 特別委員会は、「全株主に対して最良の結果をもたらすという目的のもと、これを慎重に検討し、潜在的なリスクと株主への報酬を査定する」と述べた。Icahn氏とSoutheasternは取締役会の入れ替えも提案しているという。

 米メディアの報道(Wall Street Journal)によると、Icahn氏とSoutheasternは合わせてDell株式の13%を保有している。新たな代替案では、Dellは上場を維持し、株主は1株あたり現金12ドルまたは12ドル相当の追加株式を受け取る。Dellの手元資金と52億ドルの借り入れによってまかなう。

 Dellは2013年2月に、同社創業者で最高経営責任者(CEO)のMichael Dell氏とプライベートエクイティ会社の米Silver Lake Partnersを中心とする企業連合が、同社をレバレッジドバイアウト(LBO)方式で買収し、非公開化することで最終合意したことを発表した。この案の買収総額は約244億ドルで、合意条件のもとではDellの株主は普通株1株につき現金13.65ドルを受け取る(関連記事:Dell、約244億ドルで株式非公開化へ、Microsoftが20億ドルを融資)。

Dell CEOはプレゼンテーションで、「もし上場が維持されれば、当社はより困難でリスクの高い状況に陥る」と指摘。非公開化計画が最適な選択肢だと主張し、株主に対して非公開化計画への賛成票を投じるよう訴えた。株主投票は、7月18日に行われる予定。米Microsoftは2013年6月26日から28日までサンフランシスコで開催した開発者向けカンファレンス「BUILD 2013」において、Visual Studioの最新版やWindows Azureの最新情報を発表した。

 1日目の基調講演がWindows 8.1 PreviewやWindows Phoneを中心とした内容だったのに対し、2日目はWindows Azureに関する新機能の発表を中心とした内容となった。これによると、Windows Azureはフォーチュン500社の50%以上の企業に採用されており、Active Directoryは320万の組織、6800万ユーザーを保有していること、コンピュートとストレージは6ヶ月ごとに倍増していることを明らかにした。会計原則(GAAP)ベースの純利益は前年同期比79%減の1億3000万ドル(希薄化後1株あたり利益は0.07ドル)。営業利益は同73%減の2億2600万ドルだった。

 特別費用を除いた非GAAPベースの場合、純利益は前年同期比51%減の3億7200万ドル(希薄化後1株あた利益は0.21ドル)、営業利益は同42%減の5億9000万ドルとなる。

 売上高はアナリスト予測の135億ドルを上回ったものの、非GAAPベースの1株あたり利益はアナリスト予測の0.34ドルに届かなかった(英Financial Timesの報道)。

 部門別の売上高を見ると、大企業向け部門(Enterprise Solutions Group)は30億9300万ドルで前年同期比10%成長した。サービス部門Dell Services)は21億900万ドルで同2%増加。パソコン販売を含む消費者向け部門(End User Computing)は89億2000万ドルで同9%減少した。ソフトウエア部門Dell Software)の売上高は2億9500万ドルだった。

価格については128GB版が9万9800円、256GB版が11万9800円となっている。Officeの搭載を考慮すると、海外版を円換算した価格に比べて2割ほど割安な設定だ。日本マイクロソフトによれば、1ドル80円の為替レートで価格を決めたためであるという。

 他のCoreプロセッサ搭載タブレットと比べてみよう。日本エイサーが5月31日に発売する「ICONIA W700-2」は、Core i3プロセッサ、128GB SSD、11.6型フルHDディスプレイを搭載して、想定価格が9万円前後。Officeを別途購入すると、およそ11万5000円となる。レノボ・ジャパンThinkPad Helixも、高機能なキーボードドックが付属するものの、最小構成は約16万円と高い。

 たしかに安価なAndroidタブレットなどと比較すれば割高に感じるが、Surface ProはOfficeを搭載した、フルスペックのキーボード着脱式PCとして考えるべきだろう。これらの要素を総合すると、Surface Proの価格は十分に魅力的といえる。 米Gartnerは現地時間2013年5月28日、世界のサーバー市場に関する調査結果を発表した。それによると、2013年第1四半期における世界サーバー出荷台数は230万台で前年同期を0.7%下回った。売上高は同5.0%減の118億2600万ドルだった。

 デル・ソフトウェア 代表取締役社長のバスター・ブラウン氏(写真)は、「Dellブランドのソフト製品は、これまで100%パートナー企業経由で販売してきた。近年の積極的な企業買収によってソフト製品のポートフォリオは拡充されたが、この先も、この販売方針を変更するつもりはない」と述べた。デルは2013年5月16日、ハイエンド級ファイアウォール機器「Dell SonicWALL SuperMassive」に、搭載ポート数などを抑えて対象企業を拡大した「SuperMassive 9000シリーズ」(写真1)を追加、同日販売を開始した。既存の「SuperMassive M10000シリーズ」の下位に当たる。開発会社は米DellのSonicWALL部門

 Dell SonicWALLは、ファイアウォール兼IPS(侵入防止システム)。SOHO向けのエントリー機種「TZシリーズ」(TZ105で、1コア、200Mビット/秒)から、データセンター向けのハイエンド機種「SuperMassive M10000シリーズ」(M10800で、96コア、40Gビット/秒)まで、全5シリーズ18モデルを用意する。

 Icahn氏とSoutheasternの共同提案では、Dellは上場を維持し、株主は1株あたり現金12ドルまたは12ドル相当の追加株式を受け取る。必要な資金Dellの手元資金と52億ドルの借り入れによってまかない、Icahn氏とSoutheasternは出資する用意があるとしている。また取締役会の入れ替えも提案し、委任状争奪戦を行う構えも見せている。

 Dellが、同社創業者で最高経営責任者(CEO)のMichael Dell氏およびプライベートエクイティ会社の米Silver Lake Partnersを中心とする企業連合と合意した非公開化計画では、株主は1株につき現金13.65ドルを受け取る。非公開化計画の株主投票は今後行われるが、まだ日程は決まっていない。Dell株式の16%を保有するMichael Dell氏が投票に参加できないことなどから、Icahn氏は非公開化計画が株主に承認されないとの見方を強めているという。 画面サイズが6インチを超えると、タブレット端末にかなり近付く。タブレット端末の画面サイズは様々だが、最近注目を集めているのは7インチ前後。サイズと重量のバランスが良く、低価格の製品が多い。その7インチのタブレット端末と6インチ以上のファブレットは、画面サイズだけを見ると競合するという見方もできる。

 しかし実際には、そうとも限らないようだ。理由として佐藤氏が挙げるのは、7インチのタブレット端末にはグーグルの「Nexus 7」やアマゾンの「Kindle Fire HD」をはじめとする性能が良く安価な製品があること。ファブレットのメーカーは、タブレット端末と同じ画面サイズの製品を出すにしても、安価なタブレット端末と同じ位置付けと見なされるのを避けるだろうというわけだ。例えばスマートフォンの方が高級だといった形で、別の位置付けの端末として見せ方を変えることが考えられる。

 また、大画面化の傾向が続くかどうかも流動的である。大画面化が進むと、比例して本体サイズが大きくなり「ポケットに入れにくい」「電話をかけにくい」といった課題が鮮明になってくるからだ。

その後、より有利な条件の買い手の有無を確認する猶予期間(go-shop期間)に、BlackstoneのグループとIcahn氏が率いるグループがそれぞれ買収案を申し出た。その際、Blackstoneは米Francisco Partnersおよび米Insight Venture Partnersと協力して、Dellの株式を1株13.65~15ドルで買い取ることを提案。一方Icahn氏は、Dell株式の58%を15ドルで購入する意思を示した(関連記事:Dell、創業者による非公開化計画への2対抗案を受領したと正式発表)。

 しかし今回、Blackstoneは「Dellが市場における強力な地位を持つ主要グローバル企業の1つだと今でも確信しているが、3月22日に買収案を提示して以来、数々の重要な懸念要因が浮上した」として、これ以上のプロセスに参加しないことを通知した。その理由としてBlackstoneは、2013年第1四半期におけるパソコン市場の出荷台数が14%減少したこと、Dellが2013年の営業利益見通しを37億ドルから30億ドルに下方修正するなど同社の収益が急速に縮小していることなどを指摘した。 dynabook V632の価格はおおむね11万円程度となっており、店舗によっては10万円を切る価格で購入できそうだ。店頭モデルは「Office Home and Business 2013」を同梱しているため、Ultrabook本体の実質的な価格はかなり安い部類に入ると考えられる。

 店頭モデルより高いスペックを期待するユーザーのためには、東芝のWeb直販サイト「東芝ダイレクト」で直販モデルを提供している。「dynabook V632/W2THS」はCore i7プロセッサと256GBのSSDを搭載し、OSもWindows 8 Proを採用する。Officeなしモデルが13万8800円、Office Home and Business 2013搭載モデルが15万5800円で提供されている。Officeのないモデルを選べることで選択肢は広がっているが、店頭モデルと比べてやや割高な印象を受ける。米Dellと著名投資家のCarl Icahn氏は現地時間2013年4月16日、Dellに対するIcahn氏の出資に制限を設けることで合意したと発表した。その代わりに同氏が他の株主と交渉することについて制約を緩和する。

 Dellは2013年2月に、同社創業者で最高経営責任者(CEO)のMichael Dell氏とプライベートエクイティ会社の米Silver Lake Partnersを中心とする企業連合が、同社をレバレッジドバイアウト(LBO)方式で買収することで最終合意した(関連記事:Dell、約244億ドルで株式非公開化へ、Microsoftが20億ドルを融資)。その後、より有利な条件の買い手の有無を確認する猶予期間(go-shop期間)に、投資会社の米Blackstone Groupを中心とするグループとIcahn氏が率いるグループが買収案を申し出た(関連記事:Dell、創業者による非公開化計画への2対抗案を受領したと正式発表)。Dellは3つの提案について検討を進める。IDCによると、3位のLenovoの強みは依然としてノートパソコン。Lenovoは2012年に約3000万台のノートパソコンを出荷した。だが同社のスマートフォン出荷台数は前年から6.4倍の2370万台に伸びており、Lenovoはこの分野で台頭してきたという。

 4位のHPと5位のDellの出荷台数は、前年からぞれぞれ8.5%と12.9減少しており、上位5社で前年割れとなったのはこの2社のみ。いずれもスマートフォンタブレットの分野で存在感を示せず苦戦しているとIDCは指摘している。

 なおタブレット端末の平均単価は2012年に15%下がり、461ドルとなった。IDCは2013年もタブレットの平均単価の下落傾向が続くと見ている。一方スマートフォンの平均単価は408ドルで、依然としてタブレットを下回っている。米IDCは現地時間2013年2月28日、世界のサーバー市場に関する調査結果を発表した。2012年第4四半期における同市場の売上高(工場出荷時)は146億3900万ドルで、前年同期と比べ3.1%増加した。四半期売上高が前年実績を上回るのは5四半期ぶりとなる。サーバー出荷台数は210万台で前年同期比3.9%減少した。

 ベンダー別売上高を見ると米IBMがシェア36.5%を占め、首位の座を維持した。米Hewlett-Packard(HP)はシェア24.8%で2位。米Dellはシェア15.1%で3位に付けた。次いで、米Oracle(シェアは4.1%)、富士通(同3.4%)、米Cisco Systems(同3.3%)が僅差で4位の座を争った。なおCiscoは前年同期と比べ売上高が50.7%急成長した。