Hp KS525AA バッテリー

 ストレージ容量とストレージプロトコルの構成に応じて五つのモデルを用意している。非構造化データ向け(オブジェクトアクセスとHDFSアクセス)は、360Tバイト、1.4ペタバイト、2.9ペタバイトの三種類を用意した。混合データ向け(オブジェクトアクセスとHDFSアクセスに加えてブロックアクセスが可能)は、オブジェクト領域360Tバイトとブロック領域120Tバイト(1万2000 I/O毎秒)のモデルと、オブジェクト領域1.4ペタバイトとブロック領域120Tバイト(1万2000 I/O毎秒)のモデルの二種類を用意した。

 ECS Applianceの価格は個別見積もりで、2014年第4四半期(10月~12月)に提供開始する。 米Google傘下のNest Labsは現地時間2014年6月17日、煙と一酸化炭素を検知する警報器「Protect」の販売再開を発表した。希望小売価格は99ドル(写真)。

Nest Labsは、米AppleiPod事業の上級バイスプレジデントを務めたTony Fadell氏と、iPodソフトウエア開発を担当していたMatt Rogers氏が2010年5月に創業した。Protectのほか、ダイヤル形状の学習型サーモスタット「Nest Learning Thermostat」などを手がけている。2014年1月にGoogleによる買収で合意し、2月に買収手続きが完了した(関連記事:Google、元Apple幹部が創業したNest Labsを32億ドルで買収へ)。

 Protectは2013年秋に129ドルで発売したが、「Wave」機能の不具合により2カ月前から販売を一時停止していた。Waveは、検知器の下で手を振ることにより警報音を止められる機能。今年初めに実施したテストで、意図せず同機能が作動してしまうことを確認し、安全性の懸念を理由に4月に販売を中止した。

 米AppleiPadと米MicrosoftSurfaceの競合は避けられないと見る専門家もいる。両社が雌雄を決する必要があるからという理由ではない(Appleからすると、MicrosoftSurface Pro 3以上に業績を左右する大きな脅威があるし、Microsoftからすると、Appleよりも米Googleの方が大きな心配の種とも言える)。タブレットに新たなトレンドが生じつつあるからだ。

 タブレット端末の出荷台数のシェアで見ると、Windowsはいまだに1桁台の低い数字にとどまっている。タッチ操作を優先したWindows 8.1の「Modern UI」向けに社内アプリをわざわざ開発した企業はさらに少ない。企業のモバイルアプリで活気があるのは、WindowsAndroidではなくiOSだ。

 だが、Cook氏が「トースターと冷蔵庫の合体」と批判していたことはどうなるのだろう。同じ年、同氏は2-in-1のマシンを「空中や水上も走る車」と評したが、それはどうなるのだろう。

 実はAppleが前言を翻したことは以前にもある。iPad miniがそうだし、電子書籍の販売もそうだ。そしてそれ以上に重要なのは、Cook氏は2012年の後、2-in-1に対して批判的な発言をしていないことだ。

 あるいは、皆が話の筋を取り違えているのかもしれない。つまり、MicrosoftのNadella氏がトースターと冷蔵庫の話を持ち出したのは、Appleとの対抗を意図したものではなく、実はハードウエアに対する両社の考え方は近いということを示す同氏なりの言い方だったのかもしれない。

 

 サーバー機の世界では好きなOSを選べる。用途やスキルに合わせて、WindowsLinuxUNIXなどを使い分けている。ネットワークスイッチの世界も同様に、用途やスキルに合わせて好きなOSを選べるべきだ。

 こうした背景からDELLでは、スイッチ向けOSであるDell Networking OSと、LinuxそのもののCumulus Linuxの二つの選択肢を用意した。用途やスキルに合わせて、これらを選べるようにした。OSの選択肢は、今後さらに増やす予定だ。

二つのOSはどう住み分けるのか。

 Dell Networking OSは、DELLにおける現状でのスイッチ機器の標準OSだ。DELLの全てのスイッチ上で動作する。スイッチに必要な機能を網羅しているので、既存スイッチとの接続性を重視するケースに向く。Cisco IOS互換のユーザーインタフェースを持っており、ネットワーク管理者には使いやすい。

 今後は、コアスイッチなどを含めた他のスイッチ向けに、Dell Networking OS以外のOSの選択肢を用意する。どのようなOSを用意するかはまだ公表できないが、同一スイッチ上で複数のOSを自由に選べるようにする。

ハードウエアの開発方針は。

 ただ安く作るということではない。業界標準で汎用的なASIC(特定用途向けIC)やCPUを使いつつも、独自のアーキテクチャー設計に基いてハードウエアを作り、保守部品をストックし、サポートサービスとともに提供する。

 CPUについてはx86系を使う方向だ。現実に、Cumulus Linux搭載の2機種(S4610/S6000)もx86を採用している。シリコンバレーの若い起業家たちから、斬新なアイディアが生まれている。最近では、インターネット上のおしゃれなサービスより、リアル社会と結びついた生活に直結したサービスを手がける起業家が増えてきた。そうしたスタートアップ企業を、人気アクセラレーター「500 Startups」が育成する企業を例にレポートする。500 Startupsは、マウンテンビュー(カリフォルニア州)に拠点を置く、ベンチャーキャピタルである。500 Startupsは、投資を行うだけでなく、インキュベーターとして起業家育成に力を注いでおり、アクセラレーターと呼ばれる。

 それから2年余りが経過した現地時間2014年5月20日、MicrosoftのCEOであるSatya Nadella氏が、この時のCook氏の発言に応酬した。CEO就任から日が浅く、2年前の時点ではトップの座になかったNadella氏にとって、これが初めての反撃のチャンスだったのかもしれない。

 この日同社は、Surfaceシリーズの新機種の発表イベントを開催した。約1時間の発表会の冒頭に登場したNadella氏は、次のように述べた。「解答を示す必要があるのは、『なぜハードウエアか?』という疑問だ。当然ながら我々は、冷蔵庫やトースターの開発に関心があるわけではない」

 同社がこの日発表した「Surface Pro 3」こそ、かつてCook氏が非難した一体型のデバイスの最新機種である。

 トースターと冷蔵庫の合体か、はたまたタブレットとノートパソコンの合体か。Cook氏とNadella氏のどちらが正しいのだろうか。新ものづくり研究会の座長を務めた東京大学大学院経済学研究科教授の新宅純二郎氏のインタビュー。前回までは、3Dプリンターの未来について見解をうかがった。今回は、新興国や新規領域を中心に、日本のものづくりが目指すべき方向性について話を聞いた。新宅先生からご覧になって、日本のものづくりはどういう方向に向かっていくべきか、お考えをぜひ聞かせていただけますか。

それによると、Microsoftのスマートウォッチは形状が韓国Samsung Electronicsの「Gear Fit」に似ている。フルカラーのタッチスクリーンを備え、大きさはチューインガム(板ガム)の半分程度。バッテリーの持続時間は2日という点もGear Fitと同じ。ただし、Gear Fitはユーザーが心拍モニターのスイッチを入れる必要があるのに対し、Microsoftの端末はその必要がなく、昼夜を通して継続的に計測し続けるという。さらに大きな特徴は、Windows Phoneだけでなく、iPhoneAndroid搭載スマートフォンと連携する可能性があることだと、Forbesは伝えている。

 Forbesによると、こうしたクロスプラットフォーム戦略はSatya Nadella最高経営責任者(CEO)の方針に沿ったもの。同氏は就任以降「Office」をiPadに対応させるなど、ライバルプラットフォームで動作する製品の開発を進めている。クロスプラットフォーム戦略はMicrosoft製ソフトウエアのエコシステム(生態系)に悪影響を及ぼすが、スマートフォン市場でWindows Phoneが苦戦している現状で、理にかなっているとForbesは伝えている。

 また、先ごろSamsungが、生体データに関するオープンなソフトウエアプラットフォーム「Samsung Architecture for Multimodal Interactions(SAMI)」を発表したが、Microsoftも同様の取り組みを始める可能性があるという(関連記事:Samsung、健康管理向けリストバンド「Simband」を披露)。