HP Compaq 2210b バッテリー

 SC280の最大容量は、5U当たり336Tバイト(4Tバイト×84台)。コントローラーきょう体を2台使ったストレージシステムの場合、1ラック(48U)当たり2ペタバイトのデータを格納できる。なお、デルでは、SC280やSC200/220を接続するストレージコントローラーとして、SANストレージ(FC/FCoE/iSCSI)の「SC8000」などを用意している。米Dellは8月27日、中国北京で記者向けに戦略発表会を開いた。幹部とともに登場したDellの創業者兼CEOのMichael Dell氏はソリューション分野の戦略について説明したほか、2月に発表した株式非公開化計画について、「Dellの将来に楽観している」と語った。

非公開化によりソリューション戦略を加速

Dell創業者兼CEOのMichael Dell
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Dellは2月、1984年に創業したDell氏とSilver Lake Partnersらが自社を買収し、非公開企業となる計画を発表した。この計画は株主による承認を得る必要があり、2度の延期を経て9月27日に株主投票が予定されている。 

世界初の小型Windows 8タブレット「Iconia W3」
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Windowsプラットフォームでは小型タブレットの投入が遅れていたが、2013年6月に台湾で開催されたCOMPUTEX TAIPEI 2013において、Acerが世界初となる8.1インチの小型Windows 8タブレット「Iconia W3」を発表した後、7月には日本国内にも投入された小型Windows 8タブレットというカテゴリはまだまだ立ち上がったばかりで、知名度もそれほど高くない。しかし2013年後半、年末商戦に向けて続々と新機種が登場し、一大トレンドとなることが期待されている。特に注目したいマイルストーンは年内に予定されているWindows 8.1の正式リリースだ。

  Dell創業者兼最高経営責任者(CEO)のMichael Dell氏と米Silver Lakeは7月24日、非公開化計画における1株当たりの買収価格を従来の13.65ドルから13.75ドルに引き上げる修正案を発表した。ただし買収価格引き上げの条件として、棄権票を反対票として数えないよう投票規定の変更を求めた(関連記事:Dell創業者が非公開化計画の修正案、1株13.75ドルに0.10ドル引き上げ)。

 特別委員会は7月31日、投票規定の変更を認めないとの判断を明らかにしたが、現行の投票規定で買収価格13.75ドルという条件について株主投票を行うため、投票資格基準日を新たに設定する意思があることを示した(関連記事:Dell特別委員会、Michael Dell氏の投票規定変更要求を拒否)。

 Icahn氏は今回の訴訟で、投票資格の有無を決定する基準日を変更しないよう求めている。また、もし変更するならば臨時株主総会と同時に年次総会を開催し、Michael Dell氏とその利害関係者が投票に参加しないこと、さらに株主投票の条件を変更しないことなどを要求した。

 この注意喚起と同時期に、cipher suite 0を使用することで認証迂回が可能になるという3件の脆弱性(CVE-2013-4782、CVE-2013-4783、CVE-2013-4784)が報告されています。脆弱性(CVE-2013-4782)では、Supermicro BMCの実装にcipher suite 0と任意のパスワードを使用することで、認証迂回と任意のIPMIコマンド実行を許してしまうことを指摘しています。脆弱性(CVE-2013-4783)ではDell iDRAC 6 BMCの実装に、脆弱性(CVE-2013-4784)ではHP Integrated Lights-Out(iLO)BMCの実装に、同様の問題が存在することを指摘しています。

 cipher suiteは暗号化機能のセットで、IPMI V2.0では15種類の組み合わせが規定されています。0は「認証なし、改ざん検知なし、暗号なし」、1は「認証にRAKP-HMAC-SHA1を使用」、2では「認証にRAKP-HMAC-SHA1、改ざん検知にHMAC-SHA1-96」を使用します。すなわち、cipher suite 0を選択することで認証なしを使用できるので、実質的に認証機構を迂回できてしまうわけです。『 HIRT(Hitachi Incident Response Team)とは 』
HIRTは、日立グループのCSIRT連絡窓口であり、脆弱性対策、インシデント対応に関して、日立グループ内外との調整を行う技術専門チームです。脆弱性対策とはセキュリティに関する脆弱性を除去するための活動、インシデント対応とは発生している侵害活動を回避するための活動です。HIRTでは、日立の製品やサービスのセキュリティ向上に関する活動に力を入れており、製品の脆弱性対策情報の発信やCSIRT活動の成果を活かした技術者育成を行っています。米Dellの大株主で著名投資家のCarl Icahn氏と米Southeastern Asset Managementは現地時間2013年7月29日、同社創業者兼最高経営責任者(CEO)のMichael Dell氏が提示した同社非公開化計画の修正案について、認めないよう要請する公開書簡を、Dell取締役会の特別委員会に対して送った。

Michael Dell氏と米Silver Lakeは7月24日、Dell非公開化計画の修正案を提示し、買収価格を1株当たり13.65ドルから13.75ドルに引き上げた。ただし価格引き上げの条件として投票規定の変更を求め、棄権を反対票に含めないことを提案した(関連記事:Dell創業者が非公開化計画の修正案、1株13.75ドルに0.10ドル引き上げ)。

 Michael Dell氏はWall Street Journalの電子メールによるインタビューに応え、株主に対して8月2日に予定されている株主投票で賛成票を投じるよう呼びかけた。さらに承認を得られなかった場合も同社にとどまる意向を示し、「一部株主が提唱するレバレッジドリキャピタリゼーション(借入金による資本再構成)や資産売却を行ったりしない」と述べ、反対派をけん制した。

 Dellの大株主で著名投資家のCarl Icahn氏は、非公開化計画が承認されなかった場合の代替案を示しており、1株14ドルの株式買い戻しを提案している(関連記事:Dell買収を巡り、Icahn氏が1株14ドルの株式買い戻し計画を提案)。

 Michael Dell氏は「現状を考えると、われわれが公開企業として直面する数々の課題は、委任状争奪戦を含めて重大なものだ。しかし私は闘い、当社にとって正しいと思うことに取り組む」と述べたという。米Dellの非公開化計画を提案している同社創業者兼最高経営責任者(CEO)のMichael Dell氏は、同計画が承認されなかったとしても、引きつづき同社にとどまる意思を示した。米Wall Street Journalが現地時間2013年7月28日に報じた。

  Core i7プロセッサの型番が“4500U”と4000番台であることからも分かる通り、最新の第4世代Coreプロセッサを搭載する。それに伴い、統合グラフィックスもIntel HD Graphics “4400”に強化されている。

 メモリーは4Gバイトを搭載するが、カスタマイズによる増設はできない。VAIO Proの13インチモデルでは8Gバイトを選択できるだけに、やや残念なところだ。

VAIO Pro 11(256GバイトSSD)のパーティション構成
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ストレージについて、オンラインモデルでは256Gバイトまたは128GバイトのSSDを選択できる。一方、13インチモデルではより高性能なPCI Express接続の「ハイスピードSSD」を選択可能で、容量も最大512Gバイトとなる。このように11インチモデルはカスタマイズ幅が限られている。 SAS(6Gビット/秒)のケーブルでストレージコントローラーに接続して使う、ストレージ容量拡張専用のシェルフである。新機種のSC280は、既存の「SC200」(高さ2Uに3.5型×12台を収容)および「SC220」(高さ2Uに2.5型×24台を収容)と比べて、ドライブの実装密度を大幅に高めた(容積当たりのドライブ数はSC200の2.8倍に当たる)。

 また修正案では、棄権を反対票として数えないこともあわせて提案した。Michael Dell氏によると、現在、非利害関係者が所有する株の25%以上が未投票となっているが、これを反対票として見なすのは「不公平だ」とし、買収価格引き上げの条件として投票規定の変更を求めた。

 修正案について特別委員会が精査するため、同日開催予定だった臨時株主総会は8月2日に延期された。

 なお米メディア(New York Times)が関係者から得た情報によると、特別委員会は買収価格として1株14ドルを求めているという。

 Dellの大株主で著名投資家のCarl Icahn氏は、非公開化計画の修正案が提出されたことを受け、あらためてDell株主に反対票を投じるよう呼びかける声明を同日発表している。Icahn氏は非公開化計画が承認されなかった場合の代替案を示しており、1株14ドルの株式買い戻しを提案している。デルは2013年7月23日、動画編集などを想定したハイスペックパソコン「Dell Graphic Pro」シリーズに、タッチパネル付き23型フルHD(1920×1080ドット)液晶を搭載した一体型パソコン「Inspiron One 2330オールインワン」を追加した。デル直販サイトでの販売価格は11万4980円から。今後米Microsoftは、Windows 8における小型タブレットのサポートを強化する意向を示しており、その先駆けとなる製品と言える。また、Windows 8タブレットとして初めて「縦持ち」を意識しており、これまでにない活用法が期待できる。Iconia W3の海外モデルは、ストレージ容量によって32GB版と64GB版の2モデルがラインアップされている。しかし日本版では64GB版のみとなった。32GB版はたしかに安価だが、Windows 8の通常利用にはやや物足りない容量と言える。日本版の64GB版における空き容量は、Officeをインストールした状態で29GBとなっている。さらにmicroSDカードによる拡張にも対応する。

 価格について、日本エイサーでは6万円前後を想定しており、原稿執筆時点で予約を受け付けている店舗でも6万円前後となっている。一方、海外モデルは64GB版が430ドル(1ドル100円換算で4万3000円)程度で販売されており、国内外で1万7000円程度の価格差がある。