Compaq Presario CQ61 バッテリー

BRIX Gamingは、GTX760グラフィックを搭載したゲーミングPCで、2014年6月末に発売予定とのことです。現在開発を進めているノートPCは、13.3型ディスプレイを搭載するモデルだ。出荷開始は2014年の夏から秋にかけてを予定しており、仕様の詳細はまだ確定していない。しかし、その製品コンセプトは「正統派のノートPCを作る」と明確だ。ここでいう“正統派”とは、薄さや軽さ、または、2in1を実現するギミックを優先するあまり、キーボードの打ちやすさや本体搭載のインタフェース、そして、価格といったユーザーの利便性を犠牲にしないことを目指している。

 本体サイズは明らかにしなかったものの、キーボードの打ちやすさで重要な要素となる「キーストローク」を確保するため、ボディの高さ(厚さ)は厚くする方向で開発を進めている。薄さを競う現代のノートPCデザインに逆行する考えだ。その代り、キーストロークは1.8ミリを確保するという。また、タッチパッドのクリックボタンもユーザーの使いやすさを考えて、左右の2つを用意する。

 ディスプレイサイズは、すでに述べたように13.3型だが、解像度は1600×900ピクセルと、最新の同サイズディスプレイ採用ノートPCと比べて抑えている。これも、法人ユーザーで需要が多いWindows 7モデルにおいて、“300dpi相当”の解像度では表示サイズが小さすぎてユーザーの利便性を損なうと判断したためと説明する。なお、現在の計画では、ディスプレイにタッチパネルを内蔵しない。

 13.3型ディスプレイを搭載してボディの高さに余裕があるため、ノートPC全体の外見は、同じサイズのディスプレイを搭載する最新モデルと比べて大きく見える。しかし、本体の重さはHDD搭載モデルでも1.5キロを切る予定だ。なお、バッテリーは取り外し可能で最少構成では2セルになる。バッテリー駆動時間は5~6時間を予定している。

 ボディのデザインでは、バッテリーが外せるだけでなく底面を取り外してデータストレージデバイスやメモリスロットにアクセスできる。このおかげで(サポート対象外になるものの)急なデバイスの故障でもユーザーが自分で交換できるようになる。ボディデザインは、ややもすると「古き良き時代」のノートPCに近いが、内部の構成はインテルの最新プラットフォームを採用する。CPUはインテルの第4世代Coreプロセッサーの“Uシリーズ”を搭載する。システムボード側はインタフェースでM.2を搭載し、さらにワイヤレス充電技術“WiGiG”も利用できるとマウスコンピューターは説明している。

 スマートフォン側のシステムは、プロセッサに64bit対応クアッドコアAtomプロセッサを採用し、メモリが2GB、ストレージが最大64GB。背面に800万画素のメインカメラと液晶面に200万画素のサブカメラを搭載し、ドッキング時にはWindowsシステムからも裏面のメインカメラが利用可能。通信機能はLTEをサポートしており、ドッキング時にはWindows側からもLTE通信が利用可能となる。液晶サイズは5型のHD解像度。

 バッテリは液晶部およびスマートフォンに内蔵し、キーボードドックにはバッテリは内蔵しない。代わりに1TBのHDDを内蔵し、ノートPCモードでのストレージ容量の拡張を実現。バッテリ容量はWindowsシステム側が28Wh、スマートフォン側が2,550mAhで、駆動時間は約10時間。本体サイズおよび重量は、スマートフォンが73×148×11(幅×奥行き×高さ)mm、140gとなるが、液晶部およびキーボードドックのサイズと重量は非公開。発売時期は2014年末頃を予定しており、価格は未定とのことだ。Transformer Bookシリーズとして、「Transformer Book T300 Chi」も発表された。こちらは、液晶部とキーボードドックが着脱式となった、従来モデルに近い純粋な2-in-1モバイルだが、圧倒的な薄さを実現している点が大きな特徴。ドッキング時の厚さは前方の最薄部が5.25mm、後方の最厚部は14.3mmしかない。また、液晶部単体時には、最薄部3mm、最厚部7.3mmで、12.5型タブレットとして世界最薄としている。 
液晶は、WQHD(2,560×1,440ドット)表示対応の12.5型IPS液晶を採用し、非常に高精細。また、LTE機能を標準で内蔵している点も大きな特徴となる。CPUは次世代Coreプロセッサの省電力モデルを採用。メインメモリは2GBまたは4GB。OSはWindows 8.1またはWindows 8.1 Proになるとのこと。

 本体サイズや重量、バッテリ駆動時間など、細かなスペックは現時点では非公開。発売時期は2015年初頭を予定しており、価格は未定となっている。これがかねてから登場が噂されていた4KノートPC「NX500」。CPUはIntel Core i7-4712HQ(最大3.3GHz)、最大メモリは16GBで、グラフィックはGeForce GTX 850M。このハイスペックぶりは当然のことながら、4K動画を扱うことを意識している模様。
BTOパソコンメーカーの株式会社サイコム(本社:埼玉県八潮市代表取締役社長:河野 孝史)は、Intel Core i7-4710HQ(2.50GHz,MAX 3.50GHz)、NVIDIA GeForce GTX870Mを搭載した、パワフルで超薄型の15.6インチMSIゲーミングノートPC「GS60 2PE-234JP」を、6月6日(金)11:00より販売開始しました。
本製品は、最新のCPUとグラフィックカードを採用し、パワフルで超薄型の高品質なMSI製ゲーミングノートPCです。シャーシはマグネシウム・リチウム合金で作られ、厚さは驚異の19.95mmを実現!軽量コンパクトにプレミアムなスタイルをあわせもち、最高のパフォーマンスと最強のマルチメディア処理能力を発揮します!

レノボのピーター・ホルテンシウス最高技術責任者(CTO)は「スマートフォンやノートPCなどに手軽にワイヤレス給電できるシステムは、毎日のようにUSBケーブルをつないで充電しなければならないことから我々を解放してくれます。さまざまなワイヤレス給電技術を検証した結果、6.78MHzの電波を用いるA4WPシステムがユーザーのニーズに最も適しているといえます」と語っています。

Rezenceでスマートフォンやデモ用の電球にワイヤレス給電している様子が以下のムービーで確認できます。こちらは2014年1月に撮影されたもの。具体的な実用化のロードマップなどは明らかにされていませんが、A4WPでは認証プログラムを2014年末までにスタートさせる予定であるとしています。

一方、既に実用化されているQiは、現状では最大で5Wまでの給電能力を近いうちに10~15Wまで拡大させる予定。さらにその先には120Wまでの規格を策定するとしています。
東芝は、ユーザーの好みや用途に応じてタブレット型、デスクトップ型など7つのスタイルで使える13・3型ノートPC「dynabook KIRA L93」(店頭モデル)のモニター販売を開始した。入札制で30人を募集。下限21万8400円~上限24万8200円(ともに税込み)の幅で入札価格の高い順に当選となる。応募締め切りは16日の23時59分まで。モニター当選者は、アンケートに回答することが条件になる。アンケート結果は次期商品開発に反映する。

 「dynabook KIRA L93」は、画質や写真編集などにこだわりを持つユーザーに向けた「dynabook KIRAシリーズ」の新商品で6月下旬に発売される。

PCに匹敵するディスプレイの大きさと処理能力の高さ、タブレットのように持ち運びやすい薄型軽量――の両立を図った、Windowsタブレットの最新モデル。米MicrosoftSurfaceを担当するブライアン・ホール ジェネラルマネジャーは「ラップトップでできる全てを置き換えられるタブレット。次に買うデバイスに迷うことはなくなった」と自信を見せる。

 アスペクト比3:2のフルHD(2140x1440ピクセル、216ppi)12インチディスプレイを搭載。前モデル「Surface Pro 2」の10.6インチから大型化したが、厚さ9.1ミリ(33%減)、重さ約800グラム(12%減)と、より薄く軽くなった。

 発表会で重さを比較してみせたのは、タブレットiPadではなく、ノートPCのMacBook Pro 13インチモデル。電源アダプターにりんごまで加えてもまだSurface Pro 3の方が軽いとアピールした。 本体背面から引き出しで使うキックスタンドは、従来の2段階傾斜ではなく、150度までの間で自由に調整できるように進化。最大角度まで広げると、付属のスタイラスペンを使ってメモをとりやすいスタイルになる。

同サイズのタブレットとして初めて、最上位機種にはCPUとしてCore i7を採用。既存のノートPCに匹敵するパワーを備えるという。薄型化に伴う排熱も考慮し、新開発したファンとエアフローによる冷却システムで冷却効率を30%アップ。膝に置いて作業しても熱くならず、パフォーマンスも落ちにくくなったという。

 プロセッサはCore i3/i5も選択でき、メモリは4G/8Gバイト、ストレージは64~512Gバイト。外部端子は、フルサイズのUSB3.0×1、Mini DisplayPort×1、microSDカードスロット。バッテリー持続時間は9時間。一般向けモデルには商用利用権付きの「Office Home and Business 2013」と、MetaMojiのノートアプリ「NoteAnytime」の特別版をプリインストール。OneNoteには漢字の練習帳やグリーティングカードなど10万以上のテンプレートを搭載し、ビジネスや日常のさまざまな場面で活用できるとする。

最初の世代のAPUは,プロセッサとしてCPUとGPUを統合させただけのものであり,CPUプログラムとGPUプログラムの双方から同一のメモリアドレスッシングによるメモリアクセスは行えなかった。
続く「Trinity」と,そのマイナーチェンジ版となる「Richland」では,CPUプログラムとGPUプログラムの双方から同一のメモリ空間を透過的にアクセスできる「hUMA」(heterogeneous Uniform Memory Access)が実現された。ただし,CPUからのメモリアクセスとGPUからのメモリアクセスはそれぞれが完全に独立した経路で処理されるようになっており,CPUとGPUとで同じメモリアドレスへのアクセスが起きたとしても,それを知る術がなかったのだ。
CPUとGPUは内部に互いにキャッシュメモリを持っていて,特定のメモリアドレスの内容を保持しているわけだが,相手側のプロセッサによるメモリアクセスを知らないとキャッシュメモリの内容に不整合が出てきてしまう。この不整合を,Trinity&Richland世代では回避のしようがなかった。よって,もっぱらCPUのみが明示的にGPU管理下の共有メモリをアクセスするという方法でデータの受け渡しが行われていたのだ。

 しかしKaveriでは,この「不整合」を回避することができる仕組み,つまりはメモリ内容のコヒーレンシを維持する仕組みをハードウェアレベルで実現する「HSA」(Heterogeneous System Architecture)が搭載されたのであった。Kaveriでは,CPUコアのマイクロアーキテクチャに,「Bulldozer」系の第3世代モデルとなる「Steamroller」を採用。GPUコアのアーキテクチャには,Radeon R9&7 200シリーズと同じ「Graphics Core Next」(以下,GCN)をAPUとして初めて採用している。


ちなみに,Kaveriコアのフルスペックだと,CPU側が「Steamroller Module」を2基搭載した4コア仕様,GPUは「GCN Compute Unit」を8コア搭載する仕様となっている。念のために補足しておくと,1基のGCN Copmute Unitが,32bit単精度浮動小数点演算に対応したスカラ演算ユニットである「Stream Processor」(以下,SP)を64基統合しているのは,GCN世代のRadeonとまったく同じだ。というわけで,今回発表されたノートPC向けKaveriだが,結論から先に言えば,「ノートPC向けに最適なコンフィギュレーション」で動作するものの,アーキテクチャ的にはデスクトップ向けKaveriと同一のプロセッサである。
ここで言う「ノートPC向けに最適なコンフィギュレーション」とは,具体的には,有効なコア数や動作クロック,省電力制御のことで,それらの組み合わせによって,冒頭でも示したとおり,デスクトップPC向けモデル以上の細かなラインナップが生まれている。