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 Dellの非公開化計画を巡っては、同社創業者で最高経営責任者(CEO)のMichael Dell氏および米Silver Lake Partnersが7月24日に、1株当たりの買収価格を従来の13.65ドルから13.75ドルに引き上げる修正案を提示。Dell取締役会の特別委員会は価格変更を受け入れ、株主投票の資格基準日を新たに設定することで8月2日に合意した。Icahn氏はこの合意に抗議し、Dellおよび同社取締役を米デラウエア州の衡平法裁判所に提訴したが、同裁判所の判事はIcahn氏の主張を退けた(関連記事:Dell非公開化に反対するIcahn氏、阻止が困難に---米メディアの報道)。この時点で非公開化計画の阻止は困難との見方が強まっていた。

 Icahn氏は、資格基準日が変更されたこと、株主投票と株主総会の開催に開きがあることなどを理由に「勝利を得るのはほぼ不可能と判断した」と説明している。非公開化計画に対する株主投票は9月12日に実施される予定。

 世界におけるディスクストレージ全体の工場出荷額は76億8200万ドルで前年同期と比べ5.0%減少した。市場全体の出荷容量は同21.5%増の8.2E(エクサ)バイトに達した。米Dellの非公開化計画に反対していた著名投資家のCarl Icahn氏は現地時間2013年9月9日、非公開化計画を阻止するための追加策を講じないことを決めたと発表した。

  メーカー別の工場出荷額を見ると、首位の米EMCは18億6000万ドルで前年同期比2.1%成長し、シェア31.3%でリードを広げた。2位の米NetAppは同8.6%増の7億8900万ドルで、シェア13.3%を獲得した。

 上位6ベンダー中、EMCとNetApp以外の4ベンダーはいずれも平均より大幅に売上高が減少した。3位の米IBMは前年同期比3.0%減の7億4700万ドル(シェアは12.6%)、4位の米Hewlett-Packard(HP)は同7.5%減の5億9400万ドル(シェアは10.0%)、5位の米Dellは同3.1%減の4億5400万ドル(シェアは7.6%)、6位の日立製作所は同12.4%減の4億2400万ドル(シェアは7.1%)となった。

 地域別の状況は、新興市場で需要が高まったものの、米国、西欧、カナダ、日本を含む成熟市場の売上高が前年同期を下回った。

 世界におけるディスクストレージ全体の工場出荷額は76億8200万ドルで前年同期と比べ5.0%減少した。市場全体の出荷容量は同21.5%増の8.2E(エクサ)バイトに達した。

 一方Icahn氏は、米Southeastern Asset Managementとともに代替案を提出したほか(関連記事:Icahn氏とSoutheastern、Dellに非公開化の代替案を提示)、Dellおよび同社取締役を米デラウエア州の衡平法裁判所に提訴するなど(関連記事:投資家のIcahn氏、非公開化計画の条件変更を巡りDellを提訴)断固として非公開化計画の阻止を狙っていたが、判事がIcahn氏の主張を退けたことなどから「勝利を得るのはほぼ不可能」と判断。阻止に向けた追加策を講じない意向をIcahn氏が9月9日に表明したことで、非公開化計画実現の可能性がいっそう高まっていた(関連記事:Dellの非公開化計画、Icahn氏が阻止を断念)。

 今回、株主投票の結果を受けてMichael Dell氏は「この結果に満足している。拡張性の高いエンドツーエンドのソリューションを提供する業界有数の企業に同社を築き上げていくことに強い意欲を感じている」と述べた。米AMDは2013年9月9日(現地時間)、米サンフランシスコで記者発表会を開催し、同社の組み込み市場向け製品戦略を説明した。同ビジネスを統括するアルン・イエンガー副社長(Corporate Vice President&General Manager, Embedded)(写真1)は、今後の製品ロードマップを公開(写真2)、2014年には開発コード名“Hierofalcon”(意味はハヤブサの一種、シロハヤブサなど)と呼ぶARMベースのCPUを、ネットワーク機器やデータセンター向けストレージなどの用途に向けて投入することも明らかにしたHierofalconは、ARMの64bit CPUコアであるCortex A-57を最大8コア構成で搭載したCPUであり、10ギガビットイーサネット機能やPCI Express 3.0インタフェースなどを統合したSoCとなる。消費電力は15~30Wがターゲットとなり、動作周波数は最大2GHzとなる見通し。また、デュアルチャネルDDR3/DDR4メモリーインタフェースに対応するとともに、ECCもサポートする。AMDは同CPUを2014年第2四半期にサンプル出荷を開始し、同年後半に量産を開始する計画だ。米Dellの非公開化計画に反対していた著名投資家のCarl Icahn氏は現地時間2013年9月9日、非公開化計画を阻止するための追加策を講じないことを決めたと発表した。

 同氏はDell買収を断念するものの、非公開化計画の買収額がDellを過小評価したものであるとの考えに変わりはないとし、引き続き株主買取請求権を求める姿勢を示した。米IDCは現地時間2013年9月6日、外付型ディスクストレージの世界市場に関する調査結果を発表した。それによると、2013年第2四半期の工場出荷額は59億5200万ドルと前年同期比0.8%減少し、2四半期連続の縮小となった。

 メーカー別の工場出荷額を見ると、首位の米EMCは18億6000万ドルで前年同期比2.1%成長し、シェア31.3%でリードを広げた。2位の米NetAppは同8.6%増の7億8900万ドルで、シェア13.3%を獲得した。 非公開化に反対していた著名投資家のCarl Icahn氏は、5月に米Southeastern Asset Managementとともに代替案を提出したほか、8月にDellおよび同社取締役を米デラウエア州の衡平法裁判所に提訴するなど、断固として計画阻止を狙っていた。しかし判事がIcahn氏の主張を退けたことなどから「勝利を得るのはほぼ不可能」と判断し、臨時株主総会直前に計画阻止を断念した(関連記事:Dellの非公開化計画、Icahn氏が阻止を断念)。

 米メディアの報道(Engadget)によると、手続き完了後、Michael Dell氏は非公開化したDellの約75%を保有することになる。9月8日までに明らかになった脆弱性情報のうち、気になるものを紹介します。それぞれ、ベンダーが提供する情報などを参考に対処してください。Web会議録の再生アプリケーションであるWebEx Recording Format(WRF)プレーヤーには、不正なWRFファイルにアクセスすると、プログラムの異状終了や任意のコード実行を許してしまう脆弱性(CVE-2013-1117、CVE-2013-1118、CVE-2013-1119)が存在します。この問題は、バッファオーバーフロー、メモリー破損などに起因します。また、Cisco Advanced Recording Format(ARF)プレーヤーにも、不正なARFファイルにアクセスすると、メモリー破損に起因し、プログラムの異状終了や任意のコード実行を許してしまう脆弱性(CVE-2013-1115、CVE-2013-1116)が存在します。このセキュリティアップデートでは、spice-serverライブラリーに存在するサービス拒否攻撃を許してしまう脆弱性(CVE-2013-4130)を解決しています。spice-serverは、デスクトップの仮想化を実現するサーバー機能で、SPICE(Simple Protocol for Independent Computing Environment)を実装しています。業務プロセス管理のシステム化並びに可視化を実現するInterstage Business Process Manager Analytics(BPMA)には、Strutsのバージョン2に起因する任意のコード実行を許してしまう脆弱性(CVE-2013-2248、CVE-2013-2251)が存在します。Cosminexus Developer's Kit for Javaを構成部品として使用しているCosminexus製品には、複数脆弱性が存在します。脆弱性は、平文とそれに含まれる暗号文を手がかりに暗号解読(選択平文攻撃)が可能であるというSSL 3.0/TLS 1.0のCBC(Cipher Block Chaining)モードの脆弱性(CVE-2011-3389)、SSL/TLS/DTLS(Datagram Transport Layer Security)のCBCモード処理に存在する情報漏洩を許してしまう脆弱性(CVE-2013-0169)です。脆弱性CVE-2011-3389はBEAST攻撃、CVE-2013-0169はLucky Thirteen攻撃として知られています。なお、HS13-018の中で記載されているRSA BSAFE SSL-Jでは、バージョン6.0.1/5.1.2で、これら脆弱性を解決しています。ビデオ監視システムSamsung DVRの管理用WebインタフェースであるWeb Viewerには、認証機構の迂回を許してしまう脆弱性(CVE-2013-3586)と情報漏洩を許してしまう脆弱性(CVE-2013-3585)が存在します。認証機構の迂回は、Samsung DVRの管理用Webインタフェースが、BASE64で符号化したユーザー名とパスワードを格納したクッキーを使って認証されたセッションを管理していることに起因します。また、情報漏洩は、資格情報を平文のまま格納していることに起因します。デルのLatitudeノートパソコンとPrecisionモバイルワークステーションBIOSには、rbu_packet.pktNumおよびrbu_packet.pktSizeの設定処理に、バッファオーバーフロー脆弱性(CVE-2013-3582)が存在します。脆弱性を悪用された場合、署名検証を迂回してBIOSの入れ換えが可能となります。なお、rbu_packet.pktNumおよびrbu_packet.pktSizeは、Remote BIOS Update(RBU)用のパケット番号とパケットサイズの設定です。

 上位6ベンダー中、EMCとNetApp以外の4ベンダーはいずれも平均より大幅に売上高が減少した。3位の米IBMは前年同期比3.0%減の7億4700万ドル(シェアは12.6%)、4位の米Hewlett-Packard(HP)は同7.5%減の5億9400万ドル(シェアは10.0%)、5位の米Dellは同3.1%減の4億5400万ドル(シェアは7.6%)、6位の日立製作所は同12.4%減の4億2400万ドル(シェアは7.1%)となった。

 地域別の状況は、新興市場で需要が高まったものの、米国、西欧、カナダ、日本を含む成熟市場の売上高が前年同期を下回った。

Dellの非公開化計画を巡っては、同社創業者で最高経営責任者(CEO)のMichael Dell氏および米Silver Lake Partnersが7月24日に、1株当たりの買収価格を従来の13.65ドルから13.75ドルに引き上げる修正案を提示。Dell取締役会の特別委員会は価格変更を受け入れ、株主投票の資格基準日を新たに設定することで8月2日に合意した。Icahn氏はこの合意に抗議し、Dellおよび同社取締役を米デラウエア州の衡平法裁判所に提訴したが、同裁判所の判事はIcahn氏の主張を退けた(関連記事:Dell非公開化に反対するIcahn氏、阻止が困難に---米メディアの報道)。この時点で非公開化計画の阻止は困難との見方が強まっていた。

 Icahn氏は、資格基準日が変更されたこと、株主投票と株主総会の開催に開きがあることなどを理由に「勝利を得るのはほぼ不可能と判断した」と説明している。非公開化計画に対する株主投票は9月12日に実施される予定。

 同氏はDell買収を断念するものの、非公開化計画の買収額がDellを過小評価したものであるとの考えに変わりはないとし、引き続き株主買取請求権を求める姿勢を示した。米IDCは現地時間2013年9月6日、外付型ディスクストレージの世界市場に関する調査結果を発表した。それによると、2013年第2四半期の工場出荷額は59億5200万ドルと前年同期比0.8%減少し、2四半期連続の縮小となった。