HP HSTNN-DB31 バッテリー
インテルからはマーケティング本部長の山本専氏(写真1の右)が登壇。Ultrabookについて「年内に140以上の新機種の登場を見込んでいる」と語った。この流れはWindows 8の登場に合わせてさらに加速する傾向にあるという。今後のUltrabookの進化の方向性として、バッテリー駆動時間の延長や、Ultrabookへの様々なセンサーの搭載を挙げた。日立製作所は2012年10月9日、ミッドレンジ向けストレージのレプリケーション機能を効率化するオプション「Hitachi Storage Adapter for Symantec NetBackup OpenStorage」(写真)を発表した。11月15日に出荷する。シマンテックのデータバックアップソフトからレプリケーション設定が可能になる。価格(税込み)は、103万9500円から。
これらの最新モデルは単にWindows 8をプリインストールしたPCだけでなく、取り外しできるセパレート型や変形できるコンバーチブル型といった、これまでにないフォームファクタのPCが急激に増加しつつある。ソニーのプレスカンファレンスでは社長兼CEOの平井一夫氏が登壇(関連記事:ソニーが84インチTVやスマホ新機種など新製品を披露、ドイツのプレスカンファレンスで) 。「ゲーム・モバイル・デジタルイメージング」という3つのカテゴリに分けて、Xperiaシリーズのスマートフォンやタブレット、VAIOシリーズのPC、4K対応のBRAVIAといった新製品を発表した。
Foxconnは、台湾の鴻海精密工業(Hon Hai Precision Industry)が傘下に抱えるEMS(電子製品製造受託サービス)で、Appleのほか米Dellや米Hewlett-Packard(HP)製品の製造も手がけている。中国の深センにある工場では、2010年から2011年にかけて工員の自殺や死亡事故が相次ぎ、過酷な労働環境や管理体制をめぐってAppleなどの米企業側に社会的責任があるとして激しい非難が巻き起こった。
これを受けAppleは2012年2月、FLAに製造工場の労働環境を調査するよう依頼。3カ所の施設を調査したFLAは3月に、超過勤務や賃金不足、安全衛生上の問題が多く見つかったと報告した(関連記事:Apple製品の中国工場で50以上の法令違反、公正労働協会が報告)。
FLAが指摘した問題点について、AppleとFoxconnは2012年4月1日から2013年7月1日までの15カ月間にわたる詳細な是正プランを打ち立てた。今回の監査は2012年5月31日を期限とする対策項目の履行状況などについて、2012年6月25日から7月6日に調査した。
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主力のパソコン販売が低迷しており、すべての顧客分野で売上高が1年前から減少した。同社のBrian Gladden最高財務責任者(CFO)は「厳しいマクロ経済や競争環境の中、パソコン事業を成長させるのには困難が伴う。今後も付加価値の高いソリューション事業に注力していく」と説明した。
製品部門別で売上高を見ると、ノートパソコンなどのモビリティ製品が前年同期比19%減の38億7000万ドル、デスクトップパソコンが同9減の34億200万ドル、ソフトウエアと周辺機器が同9%減の23億3800万ドルとなった。一方、サーバーおよびネットワーキング関連は同14%増の23億3200万ドル、サービスは同3%増の21億600万ドルとなった。ストレージ製品は同13%減の4億3500万ドルだった。
売上高を顧客別で見ると、大企業向けが前年同期比3%減の45億ドル。官公庁向けは同6%減の41億ドル、中小企業向けは同1%減の33億ドルだった。消費者向けは同22%減の26億ドルと落ち込みが激しかった。
複数の米メディア(Wall Street Journal、New York Timesなど)によると、Questを巡っては、3月にベンチャーキャピタルの米Insight Venture Partnersが1株23ドルで買収を持ちかけ、6月にDellが25.50ドルの買収額を提示した。Insight Ventureは米Vector Capitalと組んで買収額を25.75ドルに引き上げるなど対抗したが、今回、Dellが買収することに決まった。ITproサイトで6月に公開した記事のアクセス・ランキング ベスト100をお届けします。トレンドを調べたり、見落とした記事を確認するのにお役立て下さい。これからのクラウド時代を見据えて、サーバーシステムも変わりつつある。ITproで最近取り上げたニュースの中から、サーバーシステムの最新トレンドを見てみよう。
今、一番にぎやかなプライベートクラウド構築パッケージ
「かんたん仮想化ソリューション」に組み込まれる日立の「BS500」
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サーバー/ストレージに仮想化ソフトやクラウド管理ツールなどをセットアップした「プライベートクラウド構築パッケージ」が続々と登場している。小規模向けから大規模向けまでラインナップも豊富だ。仮想デスクトップ環境(VDI)の構築に特化したパッケージや、月額利用方式で提供するタイプもある。デルは2012年6月28日、仮想サーバー環境に必要なハードウエア一式をラックにキッティングした製品「Dell vStart」(写真1)を国内出荷した。主な販売対象は、仮想サーバーを初めて導入する中小企業(仮想サーバー台数は50~200台)。価格は、個々のハードウエアを個別に購入する場合と比べてほとんど変わらないが、構成済み/結線済みで納入することにより、導入時間を短縮できるとしている。
COMPUTEXは伝統的にPC関連製品がメインの展示会ということもあり、スマートフォンをはじめとするモバイル製品の展示は盛り上がりに欠ける印象があった。だが、AcerやMicrosoftなど、いくつかのブースにはスマートフォンコーナーもあった(写真1)。その中には日本国内では触れることが困難な最新端末もあったので、今回はそうしたものを中心に紹介しよう。
ASUSがタブレットとしても利用できるスマートフォンPadFoneを展示
ASUSが昨年発表し、2月のMWCで新製品としてお披露目されたスマートフォンとタブレットの両方の機能を兼ね備えた画期的なシステムが「PadFone」だ(写真2)。
タブレットのような形状の「PadFone Station」の背面には、スマートフォン本体であるPadFoneを格納するスロットがある(写真3)。このカバーを開き、PadFone本体を接続することで、10.1インチのAndroidタブレットとしても利用できる仕組みだ。
普段はスマートフォンだけを持ち歩き、必要に応じてタブレットやデスクトップのシステムに接続するというコンセプトは、アイデアとしては珍しくない。だが、これまではデスクトップ用途に耐えられるほどのパフォーマンスをスマートフォンに求めるのは難しかったといえる。
そういう意味では、Snapdragon S4世代のプロセッサーを搭載するPadFoneは十分に実用的な速度で動作しており、ついにコンセプトを具現化するときがやってきたという印象だ。COMPUTEXではコンバーチブル型のWindows PCが増加したとはいえ、スマートフォンをベースにしている点ではPadFoneに一日の長があるといえよう。COMPUTEX TAIPEI 2012で間違いなく主役のひとつだったのが、Microsoftの最新OS「Windows 8」だ(写真1)。今年後半に発売されるWindows 8はまだRelease Previewというベータ版といえる段階だが、COMPUTEX会場の展示機に多数インストールされ、来場者の注目を集めていた。第2回である今回は、Windows 8の話題について詳しく見ていきたい。
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COMPUTEX TAIPEI 2012の開幕はその4日後の6月5日という微妙なタイミングで、正直なところCOMPUTEX会場のPCはひとつ前の「Consumer Preview」版のままではないかと筆者は予想していた。だが、蓋を開けてみればほとんどのWindows 8がRelease Previewとなっていた。
そのため、COMPUTEXの来場者は公開されたばかりのベータ版Windows 8をさまざまなフォームファクターの最新製品で試すことができた。特にSamsungやAcerブースではオールインワンPCにWindows 8がインストールされており、大画面に表示されたMetroアプリの動きをタッチ操作で確かめる人が列を成していた。とはいえ、会場のすべてのWindows PCがWindows 8だったわけではない。たとえばMicrosoft Taiwanブースは、Windows 7をインストールした現行製品の展示に徹していた。Windows 8がインストールされたPCを購入できるのはまだ数カ月先のことであり、冷静な判断といえるだろう。